9月26日(手術62日前)手術日は2か月後!

今日は消化器外科に初めて来た。ここに来る人はほぼ癌患者ではないだろうか?高齢者が多いということもあり家族帯同で来ている人が殆どだ。一族郎党で来ているお婆さんは手術が11月7日で、それまで内視鏡検査等いろいろするから手術日が遅いのかと思った。

順番が来て診察室に入ると、こちらも消化器内科と同じく働き盛りの比較的若い先生で好ましい。説明ではの胃のリアルな絵を示して、術後の食事を考えると胃の上部を残したいが、癌が真ん中より少し上にあるため、手術中に組織を取って大丈夫なら上部を残すが、だめなら下を残すとのことだった。手術は胃の悪い部分を輪切りで切り取り、残した部分を繋げるんだろうと思っていたが、術後の絵を見ると、それだけでなく腸も持って来て何か異様な感じになっている。切った後を繋げるには長さが足りなかったり、消化の関係からそうなるらしい。

こんな体になるのは嫌だが

人にも自分にも見えるわけでもないので仕方ないと諦める。

腹腔鏡下手術でロボットを使うとか一通り説明を受け、最後に先生が「手術はしますね!」と当然のように言う。中には「嫌だ」という人もいるのだろうか?

さて、手術はするとして、問題はその時期だ。少なくともさっきのお婆さんよりは早いだろう、何せこちらは既に手術用の検尿、血液検査、レントゲンも済ましているのだ。しかしながら先生がPCを叩いて「空いてないな~」と、悪い予感。「ここが空いてる」といって決まった日が何と11月27日。2か月も先じゃないか!さっきのお婆さんより20日も遅いし、7月の人間ドックから数えると4ヵ月以上になる。あれだけ「早期発見・早期治療」が大事と言われているのに、

2カ月も経ったら癌が胃壁を喰い破って腹の中に散らばるぞ!

と動揺しつつも、努めて冷静を装い震え声で「2か月も先で大丈夫ですか」と問うと、「初期の癌なので大丈夫、大丈夫、気分は良くないかも知れないが」と笑いながら先生は言う。後でネットで調べると2カ月はやはり遅いようで、コロナの影響なのか何なのか、この病院が混んでいるからなのかは判らない。

畳みかけるように先生は「時間があるから腸の内視鏡もしましょう」と言う。胃癌のできる人は腸の癌も出来やすいのか、年齢的なものなのかわからないが、時間つぶしにするような気分でもない。ここで気が付いたのだが、先日のPET検査の結果はどうだったのか?

大枚はたいたのに結果を聞かされていない

結果は問題になるようなことはないとのことだったが、このような扱いではちゃんと読影できているか不安になる。結局、PET検査の結果を腸の検査に代えることになる。腸の内視鏡は来年落ち着いてから受けてもいい。

最後に先生はCTの画像を見ながら、「手術がしにくいので内臓脂肪を減らしてくださいね、3~5㎏減量できたら」と言う。胃がなくなり食べられなくなる前に美味いものを食っておこうと思う気が少しあったが、見事に封じられてしまった。

 

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