7月17日(手術後964日)胃がんになっちゃった理由がわかったかも?

20年以上前の急性心筋梗塞でステントを入れている。そのため毎日バイアスピリン(血液サラサラの薬)を服用しているが、それによる胃粘膜保護のためランソプラゾール(胃酸を抑える薬、以下PPI)も併せて服用している。先日診察のためにかかりつけ医に行くと、胃の症状がなければPPIは毎日服用しなくてよいと言われた。こんなことは初めてだったので薬局で話すと、胃酸の抑えすぎで雑菌やウイルスが胃で死滅せずがんの原因になる場合があるとの説明を受けた。

生成AIに聞くと、「PPI長期服用者で胃がん発生率が高いという観察研究はあるが、PPI自体が胃がんを引き起こすと証明されたわけではない」との答えが返ってきた。2017年の香港での研究ではPPI使用者の胃がんリスクは全体で2.4倍、特に3年以上使用では8.3倍と高率であった。しかしながら、胃酸の減少による発がんは動物実験や観察研究から推測されたもので、人で因果関係が確定したものではないともいう。

良かれと思って服用していたPPIが胃がんの原因だったかもしれないというのは忸怩たる思いだが、なってしまったものは仕方がない。残っている胃でがんが発生しないよう必要最小限の量を使うようにしたい。それにしてももっと早く言ってほしかった。

 

 

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5月26日(手術後911日)折り返し点は平穏に過ぎた

手術後2年半の診察は血液検査のみだった。いつも通り異常値はみられなかったほか、がんマーカー値のCEAは1.7、CA-19-9は14.6で前回とほぼ変化なかった。因みにCEAの上限値は5.0、CA-19-9のそれは37.0だ。手術後2年半ということで先生からは「折り返し点ですね」と言われた。あと2年半何ごともなく過ごせればと願う。次回は半年後で3年目ということで血液検査・CT・胃カメラとフルコースだ。

 

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1月24日(手術後789日)手術前の予想通りだったこと、違っていたこと

次の診察の5月まで書くネタはないのだが、これから胃がんの手術を受ける人への情報提供として少し書いてみよう。

下の図のように胃のかなりの部分がなくなり、そのあとの消化管に繋げられた身体になった身として、手術前に予想していたとおりだったこと、違ったことを挙げてみたい。

 

◆予想通りだったこと

・量が食べられない

・食欲があまりわかない

◆予想と違ったこと(または予想してなかったこと)

・脂っこい料理がもたれることはあまりない

・食べ始めたときに「全部食べられるだろうか?」と不安になる

・食べ終わると胃が重い(横になると楽になる)

・胃が重いと何かとやる気がなくなる

・げっぷが溜まり苦しい

・ビールなどを飲んだ食事のあと、歯磨きの際などにえづく(たまに少し戻す)

・おならがよく出る(出ると楽になる)

・便を出そうと思うといつでも出せるようになる(下痢ではない)

酒に弱くなる(すぐ顔が赤くなる、動悸がする)

・おなかいっぱい食べると鼻水が出やすい

・思ったほど痩せない

 

手術前に術後の状態をいろいろ調べたところでは、生活の質が大きく損なわれる人もいれば、以前と変わらなくなる人もいるとのことだった。後者になればいいなと願っていたが、上記の通り必ずしもそうなっていない。2年経ってこれだから、今後も大きく変わらないと思われ、この身体と付き合っていくしかない。

 

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11月25日(手術後729日)2年目の診察はCTと血液検査、マーカー値をグラフ化

診察日後にインフルエンザにかかり、そんななかでもいろいろ用事をしなければならなかったためブログを書くのが遅くなった。久しぶりにインフルエンザにかかったが、コロナよりきつい。2週間経ってもまだ引きずっている感じだ。
さて、早いもので手術から2年が経った。今回の診察は1週間前に行ったCTと血液検査の結果を踏まえたものだ。先生はCTの輪切り画像をぐりぐり回し「問題ないですね」と言ってくれ一安心。血液検査の結果も前回と変わらず、がんマーカーの数値も安定している。マーカーのデータをグラフ化してみると2023年11月の手術の前と後でCA-19-9は大きく動いているが、CEAは殆ど変わっていない。がんの性質によるものかもしれないが、どちらもこのまま低位安定を願いたいものだ。

 

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5月27日(手術後547日目)1年半の診察は血液検査のみ

半年毎の診察日、診察券やマイナ保険証等、忘れ物ないように準備したつもりだが、自転車で病院に到着したタイミングでマスクを忘れたのに気が付いた。最近病院から遠ざかったためなのか、加齢による物忘れか?病院入口にあるマスク自販機で買う百円玉も持ち合わせていなかったので、コンビニで7枚入りを税込み302円で買う。個装なので今後のことも考えいくつか通院バッグに入れておく。

さて、前回の診察は事前の胃カメラで苦しまされたが、今回はあっさりと血液検査のみ。朝8時過ぎの採血会場は相変わらず混んでいるがひたすら待つしかない。採血を終え消化器外科の待合に移り9時からの診察時間をのんびり待つ。今日はなぜか患者が少なく、5番目に呼ばれた。

「いかがですか?」の常套句に対し、大きな問題はないので「特にはありません」と返すのはいつも通り。ただ半年ぶりの診察でもあり細かい質問を絞り出すことにする。1つ目は昼食後に高頻度で胃を中心にだるくなる件だ。これは後期ダンピングによる低血糖が原因とのことで、これまでも「森永ラムネ」を口に入れたりしていたが、ブドウ糖の方がいいようだ。2つ目は尾籠な話で申し訳ないが、手術をしてから軟便気味なうえ便が粘くなったのか便器にべったり付くことが多くなった件だ。これも胃がん手術あるあるのようで、吸収が追い付かない脂分が排出されているためらしい。便と一緒に脂分が浮いているようなときがあるのはそのためらしい。最近では脂肪を体外に排出させるという内臓脂肪減少薬が出ているが、胃がんサバイバーは胃のサイズダウンと脂肪の排出の両面で太りにくい体を手に入れているともいえようか?それなのに!である。体重は前回比微増し、術後のピークを更新しつつある。先生からは「これ以上増えないほうがいいんですけどね」と言われてしまった。決して楽しく食事をしているわけではないのに量的にはそこそこ食べているからだろうか?。せっかく着られる服が増えたのにまたデブに戻ると着るものがないじゃないか!

さて、今回唯一の検査である採血の結果だが、肝臓も腎臓も基準値を超えるものは無し。肝心のマーカーの値はCEAが1.7、CA19-9が14.7と半年前の値からわずかに高かったものの、先生からは「術後1年半はまず良好ですね」との前回はなかったお言葉を頂戴した。次回は半年後、11月に血液検査とCTの予約を入れた。

 

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11月26日(手術後365日目)もう1年目の診察

年を取ると時が過ぎるのが速い。先週CTと胃カメラをした結果を踏まえ、本日術後1年目の診察を受けた。術後の胃カメラは今回が初めてで、「もうどーにでもしてくれ」という苦しさは同じだが、胃が小さくなったせいか、入れる長さが短くなったような感じで、「串刺し感」は気持ち緩和されている。

本日の診察でその画像を見せてもらったが、驚いたのは、前日20時まで食事を終え当日朝は食事抜きだったのに、消化が遅いのか胃の内容物が少しだが残っていたことだ。ただ、先生によるとこれでも「残留は少ない」方らしい。胃の下部を切除したところに腸を繋げた部分についても説明してくれた。この周辺が少し赤くなっていたが、遮るものがないことによる腸液の逆流によるもので、空腹時の胃の不調(痛み、気分の悪さ)の症状を引き起こすようだ。CTの結果はリンパの腫れ等見られず問題ないとのことだった。採血検査のマーカーの値はCEAが1.5、CA19-9が13.9と半年前の値からわずかに高いが誤差の範囲かも知れない。先生の「術後1年ですからね」という発言は術後1年で再発とかはまずないというこことか。

このような状況でも先生は経過が「順調」とか「良好」とかのワードは発しない。出たのは「維持できてますね」との発言だ。この維持とは体重のことで、半年前と今回の体重がほぼ同じということ。術後によく問題となるのは食事がうまく摂れなくて体重減少が止まらないことらしい。この点、維持できているということは食事がうまくいっているとの評価なんだと思う。実際には食後(特に昼食)の膨満感やだるさ、食事が楽しくないという悩みは抱えているのだが・・・

そんなことで次回の診察は半年後となったが、検査は採血だけらしい。そして前回は年1回と言われていた胃カメラは2年毎になった。職場で毎年やってる人間ドックだが、胃や肺については今回カメラやCTで見ているので項目から外してよく、大腸や前立腺などは見てもらえばよいとのことだ(肝臓はどうか聞き漏らした)。

 

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或るお別れ

闘病中だった我が家の保護犬が先月旅立った。16年2カ月の犬生であった。今年1月に倒れてから一度は歩けるまで回復したものの、再び発作が起きてからは再び立ち上がることはなかった。身内が面倒を見れなくなり我が家に引き取ってから約6年、たくさんの思い出を作ってくれたが、彼自身はどう思っていたのだろう?ペット斎場でお骨上げの時に、小さい骨壺に入れるためなかなか割れない頭骨を箸で突いていたら、小さな歯が零れ落ちてなんだか涙が出た。天国があるなら今頃は動かなかった脚もすっかり治り、元の飼い主の側で走り回っていると信じたい。

 

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