胃切除後の食事の苦労は3か月程度で落ち着いてくるとのことだが、そうでもないことは前回書いた。個人差があるのだろうが、約半年経過して慣れも含めようやくまともになりつつある。時々は空腹感のようなものを感じたり、食後の苦しさも軽減された。これも前回書いたが服薬の関係で胃酸を抑える薬(PPI)を飲んでいたのが消化を妨げているようなので許可を得て止めていたら、ときどき空腹時に胃が痛むようになったので、また飲み始めた。胃が少し機能を取り戻しつつあるのかもしれない。
体重は術後7~8㎏落ちたところで止まるか微減といったところ。だいぶ前に心筋梗塞をやってからその診断をしてくれた循環器科の医者をかかりつけ医にしているが、診察のたびに「やせて良かったですね~」と嬉しそうにおっしゃる。胃を小さくする肥満治療があることは知っているが、「こちとら好きやったんでもないし、食事に難儀しているんだ。」と心の中で文句を言う。
さて、術後半年後の診察だが、先生に「だいぶましになりましたがまだ食事で苦しむ時があります」というと、
「食べ過ぎなんじゃないですか?」と返された。当たっている節もあるのでそれ以上は反論しなかったが・・・
1週間前に撮ったCTの画像で残った胃をを見せてくれたが、横の心臓と比べるととっても小さい。これじゃ入らないのも当たり前だと思う。CTの結果は、転移(ここサラッと言う)も見られず、消化管の繋がりも良く、問題なさそうとのことで一安心だった。採血の結果のほうも腎臓・肝臓・タンパクの数値は良好で、マーカーの値はCEAが1.4、CA19-9が11.5とこちらも問題なかった。
そんなことで次回の診察は半年後の11月になった。血液検査とCTと胃カメラの3点セットを行う。以後、半年毎に血液検査とCT、1年毎に胃カメラとのことだ。豆知識だが胃がんの手術を受けたら人間ドックで胃の検診(カメラ、バリウム共)は外してもらう必要がある。とにかく半年後の次回診察までブログの更新はないのか?あるのか(何か書くことができるのも怖いが)?、まあ何か気が向いたら書こうかな。
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