12月10日(手術後13日目)後期ダンピングに見舞われる

退院してからは傷の痛みもなく、1回の食事の量を調整したり、散歩に出たりして、比較的順調に自宅療養ができていた。それでも咀嚼が十分でなかったり、食べるスピードが速くて、食後苦しくなることがあった。いわゆる早期ダンピングといわれるものだ。ただ、その際でも横になると30分程度で楽になる。

気になるのは便通だ。もともと便秘気味ではないものの、環境に左右されやすいことから、手術の数日前から便秘気味だった。手術後には8日ぶりに苦しみつつ何とか出し(これは手術前のものらしい)、退院してからは1度だけ(これは真っ黒だったので手術直後のものか)と、都合15日間で2回しか出ていないことになる。ダンピング防止のため食事の前後に水分摂取が十分できないことも主な要因だろう。とはいえ、たくさん食べてはいないので出そうで出ないといった苦しさもない。当面はビフィズス菌の入っているものを意識して摂取するなどで対応してきた。

後期ダンピングとは、胃から流れ込んだ糖質が小腸で急速に吸収され高血糖になるためインスリンが分泌されるが、高血糖はすぐ終わり逆に低血糖になるため、だるさ、冷汗、動悸、脱力、目まいなどの低血糖症状が出るものだ。本来はゆっくり咀嚼して食べることで防止すべきものだが、対症療法として飴玉やジュースなど甘いもので血糖値を上げることが推奨されている。今日の午前中、ドラッグストアで飴玉やラムネを買い、次にスーパーに寄った際に何かだるさを感じたので車で休んでいると、まさに低血糖症状が出て苦しいうえに、腹痛もしてきた。下痢で我慢しているときに冷汗が出るが、それの強烈な感じ。スーパーのトイレに行こうとも考えたが、途中で倒れても困るので、さっき買った飴玉を口に入れた。しかしながら状態はますます悪化するので、こんどは

森永ラムネを数個バリバリと噛んで食べる

これでようやく低血糖症状は落ち着き始め、それにつれ、便意も収まってきた。何とか車で家までたどり着き、晴れて3回目の便通を迎えることができた。

 

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